湿疹・かぶれ、アトピー性皮膚炎、ニキビ、とびひ、水虫、虫さされ、イボ、あざ 、

やけど、巻き爪、床ずれ、皮膚腫瘍、円形脱毛症など、皮膚病全般について、

皮膚科専門医として、標準的な診療を提供しています。

　擦り傷や切り傷、トゲなどの外傷などにも対応しております。キズが出来るだけ目立たずに早く治るように心がけています。

　皮膚に関するトラブルは、些細なことでも遠慮なくご相談ください。

　皮膚病全般に対応していますが、特に以下の疾患については特色のある治療を行っています。 

　昨今、シミの治療にはハイドロキノン製剤(保険適応外)が主流ですが、当院ではシミに対して、コウジ酸誘導体の外用薬も採用しています(保険適応外)。コウジ酸誘導体はハイドロキノンと同等の効果があり、しかもハイドロキノンよりも安全性が高いとされています。ご興味がある方はご相談ください。

　ニキビをできなくするためには、ただ処方された薬をぬるだけでは不十分です。

当院では西洋医学の標準的な治療に留まらず、スキンケアや、漢方の視点から生活習慣の改善点などについてもアドバイスしています。

　当院では、巻き爪の状態に応じて、できる限り保存的に治療します。

　痛みが軽度で、軽症の場合、テーピングだけで良くなることも多いので、まずはテーピングで経過観察します。

爪が指に食い込んで、過剰肉芽(赤い肉)が見られる場合、テーピングに加えて、爪を点滴のチューブで覆って指で保護します(ガター法)。

爪が強く巻いて痛みが強い場合は、ワイヤーによる矯正を併用することもあります。

　爪の湾曲が強いために爪が指に食い込んで痛い場合、爪の湾曲をワイヤーで矯正します。

　ワイヤーによる矯正が適応になるのは痛みが強い時です。矯正すると、多くの方がその場で痛みが軽減するので喜ばれます。

　一方、爪が巻いていても、痛みがなければ矯正によるメリットがあまりありません。

　従来は、湾曲の強い爪の先端に、形状記憶合金を装着して矯正するワイヤー法、

湾曲の強い爪の根元付近に針金を装着して矯正するVHO式など、状況に応じて使い分けておりましたが、2015年からは、ワイヤーの先端のフックを爪の縁にかけて、バネの力で矯正する、SH式(そがわ式) ( Spring ＆ Hook method ) を導入し、現在はこの方法が主要な矯正法になっています。

　残念ながら保存的な治療ではなかなか改善が得られない場合もあります。しばらく保存的な治療を行っても改善する傾向が見られない場合、ご相談の上で手術を選択することもあります。

　水いぼに対してはピンセットで物理的にとるか、そのまま経過観察するのが一般的です。

　当院では銀のクリーム(保険適応外 : 1本2200円)を採用しています。このクリームを外用することで、自然治癒を早めることが期待できます。ピンセットで取るのは嫌だけど、そのまま何もしないのもどうかと思っている方には良い選択肢です。

　頭皮を良い状態に保つ上で、シャンプーの選択は極めて重要です。当院では様々なタイプの敏感肌用のシャンプーを採用しております。クリニック限定販売のもので、仙台市内では取り扱いの少ないものもございますので、頭皮の痒みで悩まれている方は一度ご相談ください。

　フィナステリドによる壮年性脱毛の治療を行っています。

　保険適応外の自費診療になります。

　薬剤代　フィナステリド（28日分）：6000円
　別途、診察料 1000円を頂戴します。

　男性ホルモンが体内で脱毛を促進するタイプにかわるのをふせぐ内服薬です。早い人で３ヶ月、多くの人は６ヶ月内服することで効果が実感できます。80％前後の有効率と言われています。残りの方もほとんどは脱毛の進行が止まります。

（注意点）
・副作用はほとんどありませんが、肝臓の負担になることがあります。肝臓病をお持ちの方は主治医にお尋ねください。
・PSA（前立腺癌の検査項目）の値が低くなります。検診、人間ドックを受ける方は、医師にフィナステリドを内服している旨をお伝えください。

 　漢方で全身のバランスを整えることによって、皮膚症状だけでなく、疲れやすい、冷えやほてり、更年期症状など様々な症状の改善が期待できます。

　漢方は西洋医学は全く視点が異なり、独自の治療体系があるので、西洋医学で対応が難しい状況に対しても、柔軟に対応することができます。

　西洋医学による治療で改善しない病気に対しては、漢方治療をおすすめします。